十四代 播州山田錦は、酒米の王様・兵庫県特A地区産山田錦を贅沢に使用した純米大吟醸。高木酒造の十四代ラインナップにおいて、酒米のポテンシャルを最も正統に表現するフラッグシップ的存在である。
精米歩合40%まで磨き上げた山田錦を低温長期発酵で丁寧に仕込む。十四代が掲げる「芳醇旨口」の哲学を、最もオーソドックスかつ高品質に体現した銘柄として、十四代入門者からベテランまで幅広い支持を集める。
1990年代に16代目蔵元・高木顕統氏が十四代ブランドを確立した当初から存在する中核的存在。淡麗辛口全盛の時代に「旨い酒とは何か」を問いかけ、日本酒の価値観を根底から覆した。播州山田錦はその答えの象徴である。
テイスティングノート
香り
華やかな吟醸香。完熟メロン、洋梨、白桃の芳醇なアロマ。バニラのような甘い含み香が奥に漂う。
味わい
口当たりは絹のように滑らか。上品な甘みが広がり、山田錦由来の深いコクと旨みが層を成す。酸味は穏やかで、全体を優美にまとめる。
余韻
長く余韻が続き、果実の甘い香りがゆっくりと消えていく。飲み終えた後の幸福感が格別。
播州(ばんしゅう)とは兵庫県の旧国名であり、吉川・東条・三木などの特A地区を擁する日本最高の山田錦産地。このテロワールを最大限に引き出すために高木酒造が選んだのが40%精米という高磨きで、米の中心部の澱粉質だけを使う贅沢な造りが酒質の透明感と旨みを両立させている。
酒
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