パトロン・シルバーは、1989年にジョン・ポール・デジョリアとマーティン・クロウリーが「ウルトラプレミアム・テキーラ」という概念を世に問うべく生み出した記念碑的な一本。それまでテキーラはショット向けの廉価スピリッツとして認識されていたが、パトロン・シルバーはシングルモルトスコッチ同様の「じっくりとストレートで味わうスピリッツ」として市場を一変させた。
ハシエンダ・パトロンでは今も石臼(タオナ)で青アガベを粉砕し、銅製のポットスチル(アランビケ)で二回蒸留する古典的製法を守っている。2018年にバカルディ社が買収したが、毎回の小バッチ製造と手作業へのこだわりは変わらない。
パトロン・シルバーはThe Spirits Businessの「スーパープレミアム・ブランコ・テキーラ」部門で複数年にわたりマスター・メダルを受賞している。また、プレミアム・テキーラ市場における価格帯を500mlで50ドル以上に引き上げたとして、業界誌「ドリンクス・インターナショナル」でも革新的ブランドとして位置づけられている。愛好家レビューサイトでは「最もクリーンな100%アガベ・ブランコの一つ」との評価が多い。
テイスティングノート
香り
シトラス、グリーンアップル、ハーブ、爽やかなアガベの清潔感ある香り。
味わい
ライト〜ミディアムボディ。クリーンで透明感があり、アガベの甘みとほのかなコショウが心地よい。
余韻
短めながら清澄なフィニッシュ。シトラスとミントのような清涼感が尾を引く。
酒
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