グレンタレット12年は、2019年にラリック・グループとハンスイェルク・ヴィスが蒸留所を買収し、著名マスターブレンダー、ボブ・ダルガーノを迎えてリリースした「新生グレンタレット」のフラッグシップ表現だ。欧州オーク(オロロソ・PXシェリー)バットと欧州オーク・ホグスヘッド、そしてバーボン樽からの厳選アセンブリを46.4%ノンチルフィルタード・ナチュラルカラーでボトリングしている。
「スコットランド最古の現役蒸留所」から生まれるこの12年は、その歴史を裏付けるかのように伝統的なポットスチル(ウォッシュスチル12,500L+スピリットスチル9,000L)の小仕込みから生まれるオイリーでリッチな酒質が持ち味だ。ボブ・ダルガーノが設計したレンジは、古き良きグレンタレットの個性をモダンな品質基準で表現することに成功しており、業界から大きな注目を集めた。
2024年リリースの12年はIWSCで90点、アルティメット・スピリッツ・チャレンジ(USC)で92点を獲得。ウイスキー・アドヴォケイト誌では蒸留所の新体制リリースとして好意的に紹介され、The Whiskey Shelf 等の複数のレビュープラットフォームでも高スコアが並ぶ。国際コンペでのスコアはグレンタレットブランドの歴史的低認知を一気に覆すものとなり、2024〜2025年にかけてスコッチ愛好家コミュニティで急速に知名度が高まっている。
テイスティングノート
香り
タール感のあるバレルチャー、キャンディオレンジ、バニラクリームケーキ。オイリーな麦芽感、ブラックティーの香り。熟したプラムと軽いシナモン。
味わい
ソフトでスパイシー。焼きりんご、シナモン、バナナのヒント。シェリーの甘みとオークのタンニンが交差し、丸みのある口当たり。
余韻
バランスのよいペッパースパイス、焼きりんご、ブルーベリーパイ、ほんのりシガーアッシュが余韻に残る。余韻の長さはミディアムからロング。
酒
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