季の美(きのび)京都ドライジンは、2016年に京都蒸溜所が発売した日本初のジン専門蒸溜所による本格クラフトジン。英語表記「KI NO BI」は「The Beauty of the Seasons(季節の美しさ)」を意味し、京都の四季や伝統文化からインスピレーションを受けたプレミアムジンである。発売後わずか数年で世界40カ国以上に輸出されるグローバルブランドへと成長した。
製法の最大の特徴は、お米から作るライススピリッツをベースとし、玉露・柚子・木の芽(山椒)・赤松・生姜・笹・菖蒲・檜葉・レモンビーバーム・ゆず・ジュニパーベリーの11種ボタニカルを「礎(ベース)・柑(シトラス)・茶(ティー)・辛(スパイス)・芳(フルーティ&フローラル)・凛(ハーバル)」6グループに分けて個別蒸溜し後でブレンドする点。これにより各素材の個性が最大限に引き出される。仕込み水には伏見の柔らかな伏流水を使用。
受賞歴は輝かしく、World Gin Awards「ジャパニーズジン部門」最優秀賞(複数年)、IWSC(International Wine & Spirits Competition)金賞、San Francisco World Spirits Competition金賞など国際的な主要コンテストで多数のトップ賞を受賞。Jim MMurray著「Whisky Bible」のジンレビューでも高いスコアを獲得している。これらの受賞により季の美は日本のクラフトジンを世界に知らしめる先駆的存在となり、後続の日本クラフトジンブームの起点となった。
テイスティングノート
香り
玉露・柚子・山椒が主役の清涼感あふれるアロマ。ライススピリッツのクリーンなベースに京都らしい植物性の芳香が重なり、繊細で複雑な香りのレイヤーが楽しめる。
味わい
ジュニパーとシトラスの心地よい刺激から始まり、山椒のピリッとしたアクセント、玉露のほのかな渋みが調和。口の中で次々に異なるフレーバーが展開する多層的な味わい。
余韻
長い余韻に柑橘・ハーブ・スパイスが続く。山椒の余韻が口の中に心地よく残り、ジントニックやマティーニに使うと真価を発揮する。
酒
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