「富士 シングルグレーン ジャパニーズウイスキー」は、キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所が単独のグレーン蒸留所産原酒のみでボトリングしたシングルグレーンウイスキーである。富士山南麓の天然伏流水と、スコットランド式・カナダ式・アメリカ式の3スタイルのグレーン蒸留技術を駆使して製造された独自の原酒を使用している。
本作はWWA(World Whiskies Awards)において2019年に「World’s Best Grain Whisky」を受賞し、キリンのグレーン原酒技術の高さを世界に証明した。ISC(International Spirits Challenge)でも2020・2021・2022年連続でゴールドメダルを獲得し、グレーンウイスキーとして異例のコンスタントな国際評価を受け続けている。単なるブレンド用グレーン原酒にとどまらない、単独で個性を発揮できる品質の高さが国際的な審査員から高く評価されている点が特徴だ。
価格帯は比較的手頃で、グレーンウイスキーの入門として優れた選択肢となっている。ハーブのニュアンスや果実の甘みが織りなすスタイルは、スコッチグレーンとは一線を画すジャパニーズグレーン独自の表現として注目される。
テイスティングノート
香り
香ばしいバニラ、キャラメル、マイルドなハーブの緑香り。軽やかなシトラスとミント、奥にほんのりとした麦の穀物香。
味わい
クリーミーなバニラとキャラメルの甘みが展開。ライムゼスト、グリーンアップル、軽いハーブのスパイス。グレーン特有のクリーンで滑らかな質感。
余韻
短〜中尺のクリーンな余韻。バニラとドライオークの微かな渋みが交互に続き、清潔感ある後味。
酒
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