ロイヤルブラックラ蒸留所は1812年の創業以来200年以上の歴史を持ち、1835年にウィリアム4世から王室御用達称号を授与された世界初の「Royal」を冠するスコッチウイスキー蒸留所だ。「The King’s Own Whisky(王の所有するウイスキー)」という称号はその後も受け継がれ、エドワード7世からも王室御用達の認定を受けるなど、スコッチウイスキー史の中で独特のロイヤルな地位を確立してきた。
ジョン・デュワー&サンズ(バカルディ傘下)が2014年に大規模なリブランディングを行い、12年・16年・21年のシングルモルトシリーズを新たに発表した。12年はオロロソシェリー樽フィニッシュを特徴とし、バーボン樽で熟成した後にシェリー樽でフィニッシュすることで、豊かなドライフルーツとスパイスが重なる複雑な風味が生まれる。Whisky Advocate誌では「ハイランドのベストバリュー」として高く評価され、スコッチ入門者から愛好家まで幅広い層から支持を得ている。
ロイヤルブラックラ12年が生まれるコードリーの地は、シェイクスピアの『マクベス』にも登場するコードリー城が近郊に立つ歴史ある土地だ。ネアンのモーレイ・ファース沿岸から吹く海風と、ハイランドの清澄な水源が育む原酒は、王室の称号に恥じない格調を持つ。シェリー樽フィニッシュの豊かな果実味と、ハイランドモルト特有のスムースな口当たりが調和した1本として広くすすめられている。
テイスティングノート
香り
ドライフルーツ(レーズン、プルーン)のリッチな香りにバニラと甘いオレンジピールが続く。オロロソシェリー樽由来のスパイスとナッツの香ばしさがアクセントを添える。
味わい
スムースでリッチな口当たり。ダークチェリーやカラント、ダークチョコレートの複雑な甘みが広がり、モルト本来の甘みとともにシナモンとクローブのスパイスが調和する。
余韻
長く温かみのある余韻。シェリー樽の甘みと渋みが口に残り、スパイスの余韻とともにオークのウォームなフィニッシュが心地よく続く。ロングフィニッシュ。
酒
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