ディーンストン・ヴァージンオークは、一度も使用したことのない新樽(ヴァージンオーク)でのみ熟成させるノーエイジステートメント(NAS)表現であり、ディーンストン蒸留所のなかでも最も個性的で実験的な一本だ。ヴァージンオーク由来のタンニンと甘みが前面に出た、スコッチウイスキーとしては珍しいプロフィールを持つ。
新樽熟成特有のバニラ、キャラメル、カンジードオレンジの爽やかで甘みのある風味が際立ち、ウィスキーバイブルやインターナショナル・スピリッツ・チャレンジなど複数の品評会で金賞・銀賞を受賞。「スウィート、ジンジーかつワクシー」と評されるそのキャラクターは、バーボン消費者やアメリカンウイスキー愛好家にも訴求力が高いとして輸出市場でも好評を博している。
ディーンストン蒸留所が打ち出すサステナビリティと革新のコンセプトを体現した表現として、業界内での認知度は急速に拡大しており、英国のクラフトウイスキームーブメントを牽引するボトルのひとつとして位置づけられている。
テイスティングノート
香り
甘くフローラル、蜂蜜とバニラクリーム、カンジードオレンジとオレンジオイル、ウォームウッドのスパイシーな背景。魅力的な香り。
味わい
リッチかつ甘み豊か、バニラとキャラメルが前面に出て、カンジードオレンジとシトラスゼスト、温かいアロマスパイス。新樽由来のタンニンがストラクチャーを与える。
余韻
温かく満足感のある余韻、バニラとオレンジが続き、徐々にウッディなタンニンとスパイスへ移行。中程度の長さ。
酒
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