「バルブレア 18年(Balblair 18 Year Old)」は、バルブレアのコアレンジの中でプレミアムポジションに位置する作品だ。2019年の現行ラインナップ刷新以降、12年・15年と並ぶ三本柱の最高峰として位置づけられており、18年以上の長期熟成が生み出す豊かで複雑なプロフィールがウイスキー愛好家から高い評価を受けている。バルブレア蒸留所の「急がず、ゆっくりと」という哲学が結実した一本として、1790年創業以来の伝統の集大成とも言える存在だ。
バルブレア 18年はバーボン樽で長期熟成した後、オロロソシェリー樽とPXシェリー樽のダブルウッドフィニッシングを施すことでリッチで複雑なシェリーキャラクターが加わる。18年の熟成期間中に蒸留所の立地するドーノッホ・ファースの微気候が原酒に独自の影響を与え、単純な甘みにとどまらず、ドライフルーツ・スパイス・チョコレートが複雑に絡み合う重層的な味わいが形成されている。仕込み水のアルタス川の清水と62時間発酵の繊細な果実香が長期熟成で昇華した姿がここにある。
2022年のIWSC(国際ワイン&スピリッツコンペティション)ではゴールド・アウトスタンディング(Gold Outstanding)という最高位評価を受賞しており、これはバルブレアの受賞歴の中でも特に輝かしい成果の一つだ。ウイスキー評価サイトのWhiskybaseやMaster of Maltでも高評価が並び、評論家のレビューにも「バルブレアが最高峰の複雑さに達した一本」「シェリー樽とバーボン樽の融合が見事」という評価が多い。旧来のヴィンテージ時代を通じてバルブレアが培った熟成哲学が、18年という形で結晶化した逸品として、スコッチ愛好家に広く推薦されている。
テイスティングノート
香り
濃厚なシェリードライフルーツ(デーツ・プルーン)、ダークチョコレート、コーヒー、スパイスとオーク、オレンジピール。
味わい
フルボディ。リッチなシェリーの甘みとスパイス、ダークフルーツ、モカ、胡椒。複雑で深み。
余韻
長い余韻。シェリーの甘みとビタースパイスが長く続く。
酒
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