ベンリアック「ジ・オリジナル12」は、バーボン樽・シェリー樽・ポートワインパイプの3カスク構成でさらに複雑さを高めた12年熟成ボトルだ。ポートワイン樽の採用がシリーズ内での独自性を生み出しており、ダークフルーツの甘みと豊かなテクスチャーに定評がある。46%のアルコール度数でノンチルフィルタリング仕様というスペックは、カスクの個性を余すことなく伝える。
SFWSC・ISC・WWAなど主要コンテストで複数の金賞を受賞しており、オリジナル10に続いてスペイサイドクラシックラインの核を成すボトルだ。「3カスク構成のスペイサイド」というコンセプトは業界内で高い評価を受けており、Whisky Advocateが「スペイサイドの新しいスタンダード」として92点を付けるなど評論家からの支持も厚い。
1898年創業のベンリアックは1900年から1965年まで65年間の休眠を経験したが、1965年の再稼働後に積み上げてきたスピリットの多様性が現在のラインナップの充実につながっている。ポートカスクの採用は2004年以降にビリー・ウォーカーが積極的に推進したもので、現在もブラウン・フォーマン体制の下でその哲学が継承されている。
テイスティングノート
香り
オリジナル10よりも豊かで複雑。シェリー・バニラ・ポートワインの三重奏が香り立ち、ダークフルーツ・ドライプルーン・ローズの花びらが重なる。
味わい
熟したフルーツとシェリーの甘みが口中に広がり、ポートカスク由来のダークフルーツ・チョコレート・スパイスが続く。3カスクの融合がなめらかなテクスチャーを生み出している。
余韻
長くリッチな余韻。ポートワイン・シェリー・オークのスパイスが互いに溶け合い、最後は温かいダークフルーツの印象が残る。
酒
💬0