グレンファークラス12年は、スコットランド・スペイサイドの独立系家族経営蒸留所が誇るシグネチャーボトルだ。1865年にジョン・グラントが蒸留所を取得して以来、6代160年以上にわたってグラント家のみが経営を続けるグレンファークラスは、大手コングロマリットに頼らない「独立の精神(The Spirit of Independence)」を最大の誇りとしている。12年は最もアクセスしやすい入口となる定番品だ。
グレンファークラスの評価は業界内で群を抜いており、Whisky Magazineの「Distiller of the Year」を2006年・2020年・2023年の3度受賞した唯一の蒸留所だ。この業績はスコッチ業界でほぼ前例がなく、独立系家族経営の蒸留所が最高峰の評価を繰り返し得た証として、愛好家から絶大な支持を集めている。12年もSFWSC等の主要コンテストで繰り返しメダルを獲得している。
スペイサイド最大規模の6基のポットスチルでガス直火加熱という伝統的手法で蒸留し、ベン・リネス山の湧き水を仕込み水に、石壁・土間の伝統式ダニッジウェアハウスで熟成する。全量オロロソシェリーバット熟成の哲学を飲みやすい度数43%で体験できる、独立系蒸留所ならではの誠実な1本だ。
テイスティングノート
香り
シェリー樽由来の甘く華やかな香りが主体。レーズン・デーツ・アプリコットに続いてバニラ・キャラメル・モルトが現れる。ほのかなウッドスパイスが奥行きを加える。
味わい
まろやかなシェリーの甘みとフルーツのバランスが良く、ミルクチョコレート・ヘーゼルナッツ・温かいスパイスが続く。ライトボディながらシェリー感は充分に感じられる。
余韻
適度な長さでシェリーの甘みとほのかなシナモンが残る、バランスの良いフィニッシュ。
酒
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