出羽桜酒造は山形県天童市に位置する明治25年(1892年)創業の蔵元。1980年に発売した「桜花吟醸酒」は市販吟醸酒の先駆けとなり、「吟醸王国山形」のイメージを全国に広めた功績で高く評価される。
IWC最高賞を2度受賞、全国新酒鑑評会で12年連続金賞を獲得するなど国際的な評価も高い。1997年より積極的な海外輸出を開始し、山形の日本酒を世界に発信し続けている。天童の舞鶴山の桜から命名した「出羽桜」の名は、今や山形を代表するブランドとして全国に知られる。
酒で紡ぐ世界の酒図鑑
出羽桜酒造は山形県天童市に位置する明治25年(1892年)創業の蔵元。1980年に発売した「桜花吟醸酒」は市販吟醸酒の先駆けとなり、「吟醸王国山形」のイメージを全国に広めた功績で高く評価される。
IWC最高賞を2度受賞、全国新酒鑑評会で12年連続金賞を獲得するなど国際的な評価も高い。1997年より積極的な海外輸出を開始し、山形の日本酒を世界に発信し続けている。天童の舞鶴山の桜から命名した「出羽桜」の名は、今や山形を代表するブランドとして全国に知られる。
1892年(明治25年)、初代・仲野清次郎が分家して「仲野酒造」として創業。山形県天童市の舞鶴山に咲く桜にちなんで「出羽桜」と命名した。
最大の転機は1980年。当時まだ一般的でなかった吟醸酒を「桜花吟醸酒」として市場に投入し、全国に吟醸酒ブームを巻き起こした。この先見の明が山形を「吟醸酒の産地」として全国に知らしめ、出羽桜は山形酒の代名詞的存在となった。IWC最高賞・全国金賞連続入賞・海外輸出の先駆けなど、日本酒の国際化においても重要な役割を果たしてきた。
| 正式名称 | 出羽桜酒造株式会社 |
|---|---|
| 創業年 | 1892年 |
| 操業状況 | 稼働中 |
| 見学 | 可能 |
| 公式サイト | https://www.dewazakura.co.jp/ |
| 水源 | 最上川水系の伏流水(軟水) |
|---|---|
| 主力ジャンル | 日本酒 |
| 主要ブランド |
出羽桜 出羽桜 桜花吟醸酒 |
| 国 | 日本 |
|---|---|
| 都道府県州 | 山形県 |
| 住所 | 山形県天童市一日町一丁目4番6号 |
| 郵便番号 | 994-0044 |
山形県は東北地方の内陸部に位置し、奥羽山脈と出羽山地に囲まれた盆地地形が特徴的な農業県。最上川が盆地を縦断し、豊富な雪解け水が清冽な地下水として平野部に浸透する。霞城公園の桜・蔵王の樹氷・銀山温泉・山寺(立石寺)など四季を通じた観光資源にも恵まれ、松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れた地としても知られる。
村山市は山形県中央部の村山盆地に位置し、最上川の支流・野川が流れる農業地帯。舟運で栄えた歴史を持ち、江戸時代から良質な米と水を活かした酒造りが受け継がれてきた。冬の厳寒(最低気温-10℃以下の日も)は寒仕込みに適した自然環境をもたらし、古くから醸造に活かされてきた。
高木酒造は1615年(元和元年)の創業以来この地で酒を醸し続け、15代目・高木顕統が「芳醇旨口」という新概念で日本酒市場に革命をもたらした。「十四代」の登場により山形は「東北の名醸地」として新たな評価を獲得し、現在も多くの日本酒蔵が品質向上に取り組む産地として注目される。