農口尚彦研究所は石川県小松市に位置する、2017年設立の研究所型蔵元。「酒造りの神様」「能登杜氏四天王」と称される農口尚彦(1939年生まれ)が、85歳で現役に復帰して設立した全国でも類を見ない酒蔵だ。
33体の観音菩薩が祀られた山の麓という特別な立地に、茶室をイメージしたテイスティングルーム「杜庵」を完備。5種の日本酒を有料試飲しながら、ガラス越しに醸造室を見学できる。生酛・山廃など伝統技法の継承と後継者育成を目的とした蔵として、日本酒界の注目を集めている。
酒で紡ぐ世界の酒図鑑
農口尚彦研究所は石川県小松市に位置する、2017年設立の研究所型蔵元。「酒造りの神様」「能登杜氏四天王」と称される農口尚彦(1939年生まれ)が、85歳で現役に復帰して設立した全国でも類を見ない酒蔵だ。
33体の観音菩薩が祀られた山の麓という特別な立地に、茶室をイメージしたテイスティングルーム「杜庵」を完備。5種の日本酒を有料試飲しながら、ガラス越しに醸造室を見学できる。生酛・山廃など伝統技法の継承と後継者育成を目的とした蔵として、日本酒界の注目を集めている。
農口尚彦氏は1939年(昭和14年)石川県能登町生まれ。16歳で酒造りの世界に入り、27歳という異例の若さで「菊姫」の杜氏に就任。以来50年以上にわたって能登杜氏の頂点に立ち、「現代の名工」に選ばれた。
一度は引退した後の2017年、85歳という年齢で現役に復帰。石川県小松市観音下町に新たな蔵「農口尚彦研究所」を設立し、伝統的な能登杜氏の技法を後世に伝えるための酒造りを再開した。「杜氏の神様」の挑戦は日本酒業界のみならず広く社会に感動を与え、設立当初から全国の注目を集めた。
| 正式名称 | 株式会社農口尚彦研究所 |
|---|---|
| 創業年 | 2017年 |
| 操業状況 | 稼働中 |
| 見学 | 可能 |
| 公式サイト | https://noguchi-naohiko.co.jp/ |
| 水源 | 白山の伏流水(観音下町の湧水) |
|---|---|
| 主力ジャンル | 日本酒 |
| 主要ブランド |
農口尚彦研究所 農口尚彦研究所 |
| 国 | 日本 |
|---|---|
| 都道府県州 | 石川県 |
| 住所 | 石川県小松市観音下町ワ1番地1 |
| 郵便番号 | 923-0171 |
石川県は北陸地方の中央部に位置し、日本海に突き出た能登半島と白山を擁する豊かな自然と伝統工芸で知られる。白山を源とする手取川・梯川などの清冽な水が農業と酒造りを支え、「加賀百万石」として知られる食文化の豊かさを育んできた。
小松市は石川県の南部に位置し、白山の麓に広がる豊かな農業地帯。能美・加賀地域の伝統産業である九谷焼の産地としても知られる。観音下町は33体の観音菩薩が祀られた歴史ある地区で、白山から届く清らかな伏流水が湧出する。
石川県は古くから能登杜氏と呼ばれる優れた酒造り職人を輩出してきた。その技術は全国に広まり、日本酒の品質向上に大きく貢献した。農口尚彦をはじめとする能登杜氏四天王の名は今も日本酒界で語り継がれている。