廣木酒造本店は福島県河沼郡会津坂下町に位置する、江戸時代後期創業の蔵元。9代目・廣木健司が1999年に発表した「飛露喜」は、当時市場にほぼ存在しなかった無濾過生原酒スタイルを世に広め、2000年代の日本酒ブームの火付け役となった。
越後街道沿いに位置する会津坂下町の阿賀川水系の軟水と、会津盆地の寒暖差を生かした醸造が特徴。少量生産・特約店限定販売を一貫して守り、プレミアムブランドとしての価値を高めている。入手困難な「幻の日本酒」として日本酒愛好家の間で特別な地位を占める。
酒で紡ぐ世界の酒図鑑
廣木酒造本店は福島県河沼郡会津坂下町に位置する、江戸時代後期創業の蔵元。9代目・廣木健司が1999年に発表した「飛露喜」は、当時市場にほぼ存在しなかった無濾過生原酒スタイルを世に広め、2000年代の日本酒ブームの火付け役となった。
越後街道沿いに位置する会津坂下町の阿賀川水系の軟水と、会津盆地の寒暖差を生かした醸造が特徴。少量生産・特約店限定販売を一貫して守り、プレミアムブランドとしての価値を高めている。入手困難な「幻の日本酒」として日本酒愛好家の間で特別な地位を占める。
越後街道沿いの会津坂下町にて江戸後期・文化文政年間(1804〜1830年頃)に創業。代々酒造りを続けてきたが、近代に入り経営が低迷した時期もあった。
1999年、9代目・廣木健司が家業を継ぎ「飛露喜」を発表。当時の日本酒市場にはほぼ存在しなかった「無濾過生原酒」スタイルを旗印に、特約店限定の少量販売で瞬く間に全国の日本酒ファンの心を掴んだ。「飛露喜」の成功は業界全体の無濾過・生原酒ブームを牽引し、廣木健司の名は全国的な知名度を得た。
| 正式名称 | 株式会社廣木酒造本店 |
|---|---|
| 創業年 | 1820年 |
| 操業状況 | 稼働中 |
| 見学 | 不可能 |
| 公式サイト | https://hiroki-sake.com/ |
| 水源 | 阿賀川水系の伏流水(軟水) |
|---|---|
| 主力ジャンル | 日本酒 |
| 主要ブランド |
飛露喜 飛露喜 |
| 国 | 日本 |
|---|---|
| 都道府県州 | 福島県 |
| 住所 | 福島県河沼郡会津坂下町字市中二番甲3574 |
| 郵便番号 | 969-6571 |
福島県会津若松市は東北地方南部、磐梯山・猪苗代湖を背後に擁する盆地都市だ。江戸時代に会津藩23万石の城下町として栄え、鶴ヶ城(会津若松城)は東北有数の天守閣として今もそびえる。幕末の戊辰戦争では壮絶な籠城戦が繰り広げられ、白虎隊の悲劇とともに歴史にその名を刻んでいる。
磐梯山の雪解け水は猪苗代湖を経て市内の地下へと浸透し、清冽な伏流水として各地に湧き出す。この豊かな軟水が会津の米文化・酒文化を支えてきた。会津は古くから「会津の産業は酒と絹」と称されるほど酒造業が盛んで、江戸時代から幕府御用達の名酒を産出してきた歴史を持つ。
現在、会津若松市には宮泉銘醸をはじめ複数の有力酒蔵が集積し、「写楽」「會津宮泉」など世界が注目する銘柄を生み出す東北屈指の日本酒産地として高い評価を得ている。