寒菊 OCEAN99 星海(ほしかい)は、千葉県山武市の寒菊銘醸が九十九里浜の四季を6本のラインナップで表現するOCEAN99シリーズの中で、唯一の純米大吟醸に位置づけられる一本だ。「Starlight Sea(星降る海)」という英語サブタイトルが示す通り、夏の夜の九十九里浜を星海と地酒で表現することをコンセプトに醸造される。
OCEAN99シリーズは2016年の超要冷蔵管理技術の導入を機に大きく進化した。酒の品質劣化の主因である温度変化を徹底的に管理し、出荷から消費者の手元まで一貫した低温チェーンを構築することで、開封直後の香味のピークを保持するという哲学のもとに生まれたシリーズだ。星海はその哲学を最高の精米歩合(50%)で体現する旗艦商品として位置づけられている。
使用米の「彗星」は北海道を代表する酒造好適米。清潔でクリアな味わいを生み出しやすいこの米を精米歩合50%まで磨き上げ、無濾過生原酒で仕上げる。シリーズの中でも甘みと果実感が際立つ仕上がりで、夜の海に降り注ぐ星のような澄んだ美しさを持つ一本だ。
テイスティングノート
香り
夏の夜の海を思わせる静かで深みのある香り。リンゴ・梨系の果実感が穏やかに漂い、クリアで透明感のある吟醸香が続く。
味わい
ジューシーな甘みとパイナップル・アップルのニュアンスが広がり、爽やかな酸味が引き締める。他のOCEAN99シリーズより甘みが強く出つつも、純米大吟醸らしいクリーンな飲み口が際立つ。
余韻
キレよく収束しながら、フルーティーな余韻が長く続く。超低温管理で出荷されるため、開封直後の香味のピークが最も豊かに感じられる。
酒
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