新政 No.6 S-typeは、秋田県秋田市の新政酒造が誇るNo.6シリーズの中核モデルだ。「Superior(上級)」を意味するS-typeは純米吟醸に位置づけられ、シリーズ3タイプの中で最もバランスに優れた「No.6の顔」として愛好家から支持されている。
使用する秋田県産「はなの舞」は麹米・掛米ともに55%まで磨かれる。協会6号酵母×生酛×木桶という新政のスタイルにおいて、S-typeは「エントリーの率直さとプレミアムの深み」を高い次元で両立させた設計となっている。X-typeの複雑さには一歩及ばないが、6号酵母の穏やかな香りと生酛由来の酸の調和はS-typeで最もわかりやすく感じ取れるとも言われる。
No.6シリーズは2010年、1930年の6号酵母誕生80周年を記念して誕生した。業界では「香りが出ない酵母」として敬遠されていた6号を現代的スタイルで復権させた立役者であり、S-typeはその哲学を最もわかりやすく体現する一本として位置づけられている。特約店限定で流通し、発売直後に完売することも多い。
テイスティングノート
香り
メロン・青リンゴの上品な甘い吟醸香。木桶由来の香りが柔らかく漂い、清潔感のある印象。
味わい
ジューシーなマスカット感と厚みのある甘旨味。さっぱりとした酸味がR-typeよりも深みと複雑性を持ち、飲み飽きしない透明感がある。
余韻
飲み飽きしない透明感のある余韻。酸のキレが心地よく続き、食中酒として抜群の適性を発揮する。
酒
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