田酒 古城乃錦は、西田酒造店が青森固有の在来酒米「古城錦(こじょうにしき)」のみを使用した特別な一本。古城錦は青森県の在来品種で、現代の高性能酒米に比べて栽培が難しく収量が少ないため、使用する蔵元が極めて限られる希少な品種。西田酒造店は「青森の酒米文化を守る」という使命感から古城錦を使い続けている。
「古城乃錦」という命名は、この酒米の産地である旧・古城地区(現・鶴田町付近)に由来する。現代の効率優先な農業では育てにくい在来米を丁寧に醸造することで、青森固有の酒米が持つ独特の風味を瓶に閉じ込めた。テロワール(土地の個性)を重視した醸造哲学の産物。
生産量が特別純米のさらに10分の1程度しかなく、年間に数千本程度しか流通しない超希少品。「田酒シリーズを制覇したい」という愛好家にとって最大の難関の一本として知られ、古城錦ファンからは「これこそ田酒の真髄」と高く評価される。
テイスティングノート
香り
古城錦固有の野趣あふれる香り。土・草のような自然な風味に、米の甘い香りが加わる独特の香りプロファイル。
味わい
個性的でしっかりとした旨みが口中に広がる。古城錦ならではの素朴で力強い米の味わい。甘みよりも旨みが前面に出るスタイル。
余韻
旨みがしっかりと残る余韻。飲み干した後も古城錦の個性が口の中で長く続く、味わい深いフィニッシュ。
酒
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