ロット No.40は、カナダ・オンタリオ州ウィンザーのハイラム・ウォーカー&サンズ蒸留所でポットスチルを使って生産される、100%ライ麦マッシュビルのカナディアンウイスキーである。1990年代に短命に終わった後、カナディアンライウイスキーへの世界的関心の高まりを受けて2012年にペルノ・リカールが復活させた。
最大の特徴は「ライ麦90%・ライ麦モルト10%」という純粋なライ麦マッシュビルと、カナダでは珍しい単式銅製ポットスチルによるバッチ蒸留の組み合わせである。オンタリオ州産ライ麦をポットスチルで蒸留し、ニューオーク(新樽)のホワイトオーク樽で7〜8年熟成させることで、ライ麦由来の濃厚なスパイス感と新樽のバニラ風味が見事に融合する。
「ロット No.40(第40区画)」という名称はウィンザー蒸留所の特定区画に由来するとされる。カナディアンウイスキーアワーズでは2015年・2017年と2度の「カナディアンウイスキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、世界のライウイスキー愛好家から「カナダ最高のライウイスキーの一本」と称される存在となっている。
テイスティングノート
香り
ライスパイス(クローブ、シナモン、ペッパー)、シトラスキャンディ、ディル、バニラ、ほのかなミントとユーカリ。銅製ポットスチルらしいコッパーのニュアンス。
味わい
リッチなキャラメル、骨格のある辛口ライスパイス、赤リンゴ、生姜、バニラ、チャーによるスモーキーさ。フルボディでわずかにオイリーな質感。
余韻
ロングフィニッシュ。スパイシーで温かみのあるオーク、タバコとレザーのほのかな複雑さが長く続く。
酒
💬0