バルコーンズ蒸留所は2009年にテキサス州ウェーコに設立。創業者チップ・テイトはスコッチのシングルモルト製造へのこだわりを持ちながら、テキサスという過酷な気候環境を逆手に取り、独自のアメリカンシングルモルトを生み出した。テキサスの夏は気温が40℃を超えることも多く、この極端な温度変化が通常10〜12年かかる熟成を数年で加速させる。
テキサス シングルモルトに使用されるゴールデンプロミスは、スコットランドの伝統的な大麦品種で、かつてグレンファークラスやマッカランでも使用された歴史ある品種。この高品質な原料をテキサスの熱波が凝縮した樽で熟成させることで、スコットランドでは得られない濃厚で複雑な風味が生まれる。
バルコーンズの製品はアメリカクラフト蒸留所の中でも特に高い評価を受けており、世界的なウイスキーコンペティションで数多くの金賞を受賞。「テキサスウイスキー」というカテゴリを世界に知らしめた存在として、業界に革命をもたらした蒸留所のひとつ。
テイスティングノート
香り
濃厚で複雑な香り。ダークフルーツ(プルーン、レーズン)、ダークチョコレート、トースティーな麦芽、オーク。テキサスの熱波が作り出す濃縮された熟成香。
味わい
パワフルで豊か。モルトの甘みとダークフルーツが口の中に広がり、チョコレート、コーヒー、オーク由来のタンニンが複雑に絡み合う。53%の力強さが全体を引き締める。
余韻
非常に長く重厚な余韻。ダークフルーツとオーク、ほのかなスモークが重なり、温かみとともに長く続く。
酒
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